NADELLが作る、オーガニックコットンガーゼマスク

オーガニックコットンブランド「NADELL」が手がけた、ガーゼマスクの販売がスタート。
マスクでの外出が広がるなか、少しでもストレスなく日々を楽しんで欲しいという願いで制作したNADELLのガーゼマスク。ウェディングドレスまで手がけるNADELLのデザイナーが、見た目の美しさと付け心地の良さにこだわり開発。オーガニックコットンの高級ガーゼを使った生地は肌をやさしく包み込むやさしさです。

紙マスクによるかゆみや肌荒れが気になる方に向け、肌ケアをテーマにも制作。紙マスクにより肌が赤くなってしまうというデザイナーも愛用者のひとり。人ごみに行く時は、ウィルスカット力のある紙マスクのアンダーマスクとして着用しています。

ガーゼマスクは、使い捨てマスクとは違いお洗濯して再度活用できるため、マスク不足な昨今にうれしい一枚です。

伝統的な方法で制作されたガーゼは、通常40分程でできる自動精錬作業を水で洗い流し、時間をかけゆっくりと油分や不純物を取り除く作業を行っています。これにより繊維一本一本に不要なストレスがかからず、繊維の断面がほぼ真円に保たれることで立体的な空気層ができ 吸水性・通気性に優れたふんわりとした風合いのガーゼに仕上がりました。

そんなガーゼ生地と、NADELLのウェディングラインでも使用するオーガニックコットン生地を組み合わせたオリジナルマスクが生まれました。鼻から口にかけフェイスラインに沿って立体的なパターンで仕上げることで呼吸をしやすく、耳にかける部分にはオーガニックコットンの紐を採用し、自由に長さを調整できるようにしまた。睡眠時や長時間の着用でも耳が痛くなりにくく、ストレスをできる限り軽減できるように工夫しました。

ストレスの多いこんな時だからこそ、少しでもリラックスして過ごして欲しい」そんな想いでウェディングドレスを縫うアトリエスタッフや国内工場さんも総動員で、現在マスクを縫っています。

NADELLのお洋服作りは、3.11で震災被害にあった福島の工場さんに多くのご協力をいただいています。今回マスクの制作にご協力いただいているのも福島のみなさん。「3.11の時に色んな人に助けてもらったから、その恩返しができているようでうれしい」と話してくれています。

ひとつひとつ人の手で作られる手作りマスク。「誰かのために」そんなやさしい気持ちが込められたNADELLのマスクをどうぞお楽しみください。

★ご購入いただいた方々から、うれしいお声をたくさんいただいています!
・匂いが気にならないのがうれしい
・呼吸がしやすい
・紙マスクによる肌荒れが改善された
・肌当たりがやさしく、むしろずっとつけていたい
・洗えるのがうれしい

<商品紹介>
立体パターンが美しいガーゼマスク
大人の立体ガーゼマスク(4枚仕立て):2,500円+tax
子供の立体ガーゼマスク(3枚仕立て):1,500円+tax

新登場!ガーゼの重ねを増やしたスクエアマスク
大人のスクエアガーゼマスク(6重):2,000円+tax
子供のスクエアガーゼマスク(6重):1,500円+tax

<取扱い店舗>
NADELL 公式オンラインショップ
・NADELL 京都本店

百貨店
・伊勢丹京都店 5F
・大丸京都店 1F
・高島屋新宿店(3月末より)
・高島屋横浜店(3月末より)
・高島屋京都店 3F
・高島屋大阪店(3月末より)
・高島屋岡山店

その他
GOOD NATURE STATION HOTEL KYOTO
・HELP 京都一乗寺店
・HELP 京都洛北阪急スクエア

(五十音順)

※順次お取り扱い店舗が増える予定です。
※うめだ阪急本店では取り扱いがございませんのでご了承ください。
※ヤマト便の現金代引きでもご購入いただけますので、お電話でお問い合わせください。代引き手数料がかかります。税抜1万円以上の場合は送料無料にてお送りします。

※ウィルスカット力のある紙マスクのアンダーマスクとして、肌を保護するような形でのご使用をおすすめします。
※マスクサイズは煮沸消毒による縮み分を想定し、少し大きなサイズで制作しています。お洗濯を重ねる内にサイズがコンパクトになります。
※ご使用前に一度、煮沸消毒いただく事をおすすめいたします。
※煮沸消毒後は、アイロンで直ぐに乾かす事をおすすめます。アイロンがけが難しい場合は、太陽光の下で乾燥させてください。

春の受注会がスタート

2019年2月13日から1週間の限定で「春の受注会フェア」を開催中!

ショップには、イタリアで紡績した細番手のリネン糸を使った綿麻サテンシリーズをご用意しました。カシュクールワンピースと、ジャケット、スカート、パンツの4つのアイテムをお届けしています。上品な光沢が春のお出かけにぴったりの一枚です。

期間中に受注購入いただくと、アトリエ製作のミニバッグをプレゼントいたします。お洋服を製作する上でどうしても出てきてしまう残布を余さず使い切りたい。そんなナデルの想いから製作されたこのミニバッグは、綿麻サテンの残布をアップサイクルして製作しました。数に限りがありますのでお早めのご来店をおすすめします。

今年で11年目を迎えるナデルは、ブランド当初からアップサイクルを行っています。生地の裁断時に出てくる残布を全て回収し、お洋服の一部やくるみボタンの布としてなど、提携工場の協力を得ながら余さず使う活動を続けています。

そんなナデルのアップサイクルの活動は、また次回お届けします!!

それでは、店頭で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

<綿麻サテンシリーズ受注会フェア>
開催期間:2019/2/13〜19
展開店舗:NADELL京都本店、うめだ阪急本店10F「NADELL」常設
お問い合わせ先:contact@nadell.jp

パティシエプロジェクトvol.1 長谷川理恵さん×NADELL

長谷川理恵さんの「オーガニックコットンでパティシエの衣装を作ってほしい」という声から始まった、今回のプロジェクト。

息子さんの乳製品アレルギーをきっかけに、ヴィーガンやローフードに出会ったという理恵さん。息子さんが安心して食べてくれる姿や、自身もその美味しさに感動したことでヴィーガンスイーツのパティシエを目指すことになったと言います。日本人が作るヴィーガンスイーツを世界に発信したいという彼女の想いに応え、デザイナー北村ヨナのものづくりがスタートしました。

新しいことに挑戦する理恵さんに刺激され、北村が考えたのが日本伝統の素材とオーガニックコットンを組み合わせた、世界に一つだけのシェフコートの製作でした。

オーガニックコットンの綿たち

NADELLが拠点とする京都は、日本伝統産業が息づく街。身近に存在する、京織物や職人の手仕事の数々。NADELL weddingでは、日本の婚礼衣装の白無垢を使いドレスを製作するなど、職人技術への敬意を込めたものづくりを行ってきましたが、さらに深く京都の伝統産業に携わるきっかけとなったのが、理恵さんとの出会いでした。

京織物を製作するジャガード織機

人の繋がりが巡り合わせる職人技術

「時間があれば、糸や生地をルーペで眺めていたい」そんな、マニアックな趣味を持つ北村にとって、伝統的な技術を貫く職人の姿勢にはいつも感銘を受けると言います。NADELL京都本店には、コレクションとして集めた数々の京織物が飾られています。

そんな彼女が、何年も大事に持っていたという一本の組紐。金銀糸でできた、その美しい組紐を製作された方に連絡をとることにしました。快く迎えてくださった金銀糸を作る方々。北村のものづくりへの熱意に共感いただき、オリジナルの組紐の製作にご協力いただけることになりました。社長さんに、オリジナルで帯も製作したいと話すと、「ほんなら」とご紹介いただいたのが西陣織をベースにした京織物を製作する方でした。

京織物を製作する職人さん

どちらも京都で歴史を受け継ぎながら、ものづくりを今に伝える老舗の方々。みなさんのあたたかいご協力があり、求めていた素材と職人の方々に出会い、製作をスタートすることになりました。

心が繋ぐ、ものづくりの和

理恵さんの好きな「紫」をテーマに、老舗の方々の協力のもと製作が進められました。糸の色をひとつひとつ選び作られていく組紐。柄を選びイメージを伝え、織見本を製作いただいた京織物の帯地。

組紐を製作するための大和組の色指示シート

ひとつひとつシルクの色を選びます

何度も打ち合わせを行い、職人技術から生まれた素材を目にした北村は、「あ〜産まれましたね」と一言。

今回の製作を通して、改めて”人の心は美しい”と感じたという北村。理恵さんの凛としたまっすぐな心に触れ、一枚のウェディングドレスを製作するような想いが湧いてきたとい言います。彼女の想いを尊重したものづくりを考え、浮かんできた一本の組紐。その組紐が繋げてくれた職人の方々との出会いにより、オリジナルの組紐や帯を製作することができました。ものづくりを通して、京都の職人さんと心から分かち合えたような最高の時間だったと語ります。

日本の美を発信するパティシエスタイル

理想の素材が奇跡的に揃い、次はデザイン製作へと続きます。オーガニックブランドとして立ち上がったNADELLならではの新たな創作がはじまります。そんな、アトリエ製作のお話は次回のお楽しみです。

今回、長谷川理恵さんが読売テレビ「ダウンタウンデラックス」への出演が決まりました。NADELLで製作したパティシエ衣装も登場予定。2月22日22時よりオンエアです。ぜひ、ご覧ください。

NADELL 疋田

【アトリエ便り】くるみボタン、またのお披露目の日まで…

お客様の「自然のエネルギーカーディガン」カスタマイズのようす

くるみボタンのカスタマイズフェアが無事終了しました。
期間中、足をお運び頂いたみなさま、ありがとうございました!

今回のフェアはNADELLにとって初の試み。
カスタマイズを決めたお客様は、小さなボタンを手に、真剣な眼差し。
私たちも思わず前のめりで一緒に選んでしまいました。
この世にたった一着のお洋服づくりをお手伝いできたことがとても嬉しく、
ボタンを付け替えながらほっこりした気持ちに…。

実は、今回のフェアのために特別に用意したくるみボタンも。
デザイナーが大切にしていたアンティークの着物羽織りの生地を使って製作したものです。
伝統的な絞りの模様が入ったカラフルなボタン。
お客様の選んだ服と合わせると、またとても新鮮な印象となりました。

京都店ではアンティークのガラス棚にボタンをディスプレイしました

一つとして同じものはない、様々な色や柄ゆきのくるみボタンは、
NADELLの服の生産過程でこれまでに出た生地の余りや端材を利用して作っています。
私たちがずっと続けてきた、生地や素材を余さず使うということ。
NADELLの服も、襟の裏や袖の部分など、実は細かなところに別生地を使っていたりします。
それがまた、NADELLらしいデザインになっていたり。

捨てることは簡単。
でも、たくさんの方の手を経て生まれてきた素材、出逢った素材だからこそ、素材を大切に活かすものづくりを。
これからもアトリエスタッフ一同、そんなものづくりを続けることで、
お客様にもお楽しみ頂けたらと願っています。